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2011年 明けましておめでとうございます 今年は「世界同時デフォルト元年」

皆様

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の夏以降、本業があまりに多忙で、睡眠時間を削っておりましたところ、体調を崩しまして、さりとて仕事を休むことも出来ず、半年ほどブログのお休みをいただいておりました。
もしご心配をおかけしましたとしたら、失礼いたしました。

さて、「過剰流動性の終焉」「世界同時国債増刷」「流動性の注入と中央銀行へのリスク移転」の年が終わり、今年は

「世界同時デフォルト元年」

となると予見いたします。文字通り、世界の複数の国でデフォルトが起こる、そんな年になるように思います。もちろんデフォルトといっても、金利支払いの減免要請や元本支払い繰延べ(いわゆるリスケジュール)を含みますので、文字通りの「破綻」とは一定の距離感があるかもしれません。私の考えでは、今年のデフォルト予定国には、日本は含まれておりません。

私は、2004年にこのブログを始めてから、6年間以上にわたって世界経済をウォッチしてまいりましたが、その中で、

「2012年前後に、日本経済が多額の国家債務により破綻をきたす可能性がある」
「対策が打てるのは2006年までであり、2007年以降は徐々に世界経済の中で混乱を深めていく」
「膨張した国家債務は、最終的には、インフレ、金利暴騰、為替による調整、あるいはその組み合わせで洗い流すしかない」
「その場合、日本国民の多くが、資産の消滅、購買力の減価、増税により、涙を流すことになる」

と繰り返し主張してきました。簡単ではありますが、本年の冒頭にあたり、この言葉を繰り返すことで、ご挨拶に代えたいと思います。

国家破綻研究ブログ 管理人 kanconsulting
by kanconsulting | 2011-01-01 11:11 | 経済状況
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