国際分散投資

本日のNHKスペシャルで、外資系不動産投資会社の活躍が紹介されていましたが、その中で「過去10年間、日本に投資した投資家は利益を得た」とのコメントがありました。

過去10年の日本は「失われた10年」などといわれ、デフレ不況を経験しましたが、投資側としては「投資対象がどんどんディスカウントされていく、お買い得の10年」との解釈です。そして、逆張りこそが大きなリターンを手にするとの意味で「過去10年間、リスクをとって日本に投資した投資家は、リスクに見合った、あるいはそれ以上の利益を得た」と言うなら、その通りと思います。

手持ちのお金を何倍にも生かすことができるという意味で、投資の妙味は「逆張り」にあると思います。すなわち、「下げで誰もが投資をしたくなくなるときに投資を開始し、上げで誰もが投資したくなったときに投資を回収する」という意味です。

冒険投資家として著名なジム・ロジャースは、自ら世界を旅して、今は見向きもされないが将来価値の上がる投資対象を検分すると言います。投資した後は日々の値動きは全く気にすることなく、ホールド期間は少なくとも数年です。究極の逆張り長期投資でしょう。

ただし、逆張り投資といっても、下がってきたところを単純に買って、下がったら塩漬けするのは有効な投資とはいえません。われわれ一般市民は、ジムロジャースのような投資は無理ですから、目標運用利率と損切りラインを設定し、日本にとどまらず世界を投資対象として検証することが有効と考えます。
[PR]
by kanconsulting | 2005-02-06 22:11 | 経済状況
<< 当方のメール不調 戦前の国債 日本国債のリスクプ... >>