NHKへのメール(2) 国家破綻の足音~国家財政の維持可能性と説明責任

500文字の制限がありましたので、推敲して投稿いたしました。
(http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0505/mail_05.html)

国家破綻の足音~国家財政の維持可能性と説明責任

公的債務は、将来の国民の税金で返済することが予定されており、国民への潜在的負担と考えることができる。巨額の公的債務により国家財政の維持可能性を損なったこと、潜在的国民負担を増大させたことに対する、国から国民への「納得できる説明」がない。まず、公的長期債務の全貌を明らかにし、かつ、政府関連のバランスシートと損益計算書を、「複式簿記」かつ「特別会計を含めた連結ベース」で正確に記述・開示することが必要である。現在は単式簿記であり、会計学的に正確な記述とは言いがたい。
今後、国公債のデフォルトも、可能性として全く無いわけではない。デフォルトを避けるためにはインフレ・低金利政策が効果があるが、それでは国民に巨額の見えない負荷を転嫁していることになる。単年度決算や公共投資重視による税金の無駄遣い、議員・公務員の総数・給与・退職金など、メスを入れるべきところは多数残っている。それに手をつけずに「仕方が無いので増税します」では国民の納得は得られない。また、単純に消費税を増税するのは、国の活力を削ぐ悪いシナリオである。国の活力を維持しつつ、国家財政の維持可能性の高いシナリオを描ける出口政策を熱望する。
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by kanconsulting | 2005-05-10 01:31 | 経済状況
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