現在のスタンス

最近は破綻関連のエントリーがありませんので、「財政破綻は一息ついたのかな?」とお考えの方もおいででしょうか。

小職の認識は、あまり変化していません。多少景気が良くなったとしても、この国を取り巻く状況は変わっていないためです。

本ブログでは何度も主張していますが、

・国の財政は維持可能性を損なっている
・通常考えうる増税では、今後の財政改善はきわめて困難
・つまり、いつまでもこの安穏とした状態が続くとは思えない
・将来的な国力の低下を警戒する
(ただし、為替については、円高が進行するという予測も可能)

です。現状の延長では、持続可能性のある財政運営は不可能と見ています。

しかしながら、「財政破綻は突然発生しない」とも指摘します。これは
・平時である限り、当分は政府債務の返済・利払いは可能
・日本の国際競争力は依然として強く、経常黒字も大きい
・要するに、太平洋戦争直後とは、全然状況が違う
・このような状況での、破綻処理は社会的コストが非常に高くつく
ためです。

では、財政破綻はいつ発生するのか、見てみましょう。

(1)現状キープの場合

(2)通貨の発行が大幅に過剰となった場合

について、これからのエントリーで述べたいと思います。
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by kanconsulting | 2005-06-24 08:34 | 経済状況
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