アメリカ(FRB)FFレート上昇~日本株式プチバブルの終焉?

投資ブログにも書きましたが、今月に入ってから、アメリカ・ヨーロッパ・エマージング市場での株価が調整(一時的な急落)しています。日本株も無縁ではなく、そのうち調整することになると考えています。

原因はいくつか考えられますが、

・アメリカ(FRB)のFFレート追加引き上げと、さらなる上げ観測
・金利負担増大による、レバレッジ買いポジションの決済
・アメリカ債券市場への投資のため株式市場から一部資金を撤退
・アメリカの「本国再投資法」による資金の還流

です。

アメリカ(FRB)ではインフレを警戒しており、住宅ローン市場を冷やすことになっても、利上げが必要との判断をしたのでしょう。

今後の世界株式、そして日本金利(日米金利差)はどうなっていくのでしょうか?

世界株式については、次のように考えています。
・一般的に金利上昇は、株式市場の軟調をもたらす
・有利子負債が少ない、キャッシュフロー的に優良な企業が安くなれば、買い時
・電力などのディフェンシブ銘柄が安くなれば、買い時
・バリュー投資は、このような時期に、優良な株式・ファンドを買い増すことにポイントがある

日本の金利については、
・政策金利利上げ・・・まっとうな手法ですが近い内に利払い困難に
・低金利継続   ・・・将来的には厳しいインフレで借金を棒引きに
の岐路に来ているのではないでしょうか。

そして、消費帝国アメリカは、その他各国からの投資が生命線です。つまり、基軸通貨ドルは、その価値を他国が認めて受け取ってくれる間だけ有効なのです。そう考えると、「日米金利差がアメリカへの投資を妨げない範囲でのみ、日本の利上げが許される」という制限を受けるのが自然ではないかという気もいたします。つまり、その筋からの圧力で、「日本の政策金利は、FFレートを上回ることは許されない」と考えています。
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by kanconsulting | 2005-10-25 00:52 | 経済状況
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