フランス パリの暴動

皆様ご存知のように、フランスパリで比較的大規模な暴動が発生しています。

この事件をきっかけとして、ユーロが急落する可能性があると予測しています。奇しくも、「黄金の相場学」で若林氏が「ユーロは11月に125円の底をつける」と書いたのと同じ月です。現在139円なのに125円とは、少し考えにくいのは事実ですが、相場の動きは何を材料に動くのか良く分かりません。くれぐれもご注意ください。

(引用開始)

パリ郊外などの暴動、収束の気配なく 地方都市に波及
2005.11.05Web posted at: 18:20 JST- CNN/REUTERS/AP

パリ――イスラム系移民の少年が警察に追われ、感電死したとされる事件をきっかけに、パリ北東や北部の郊外地区で先月下旬から拡大した暴動は10日目に入った5日午前もくすぶり、フランス国内の騒動としてはここ10年で最悪規模となった。車両への放火は南部マルセイユ近郊でも4日に発生、東部のストラスブール、西部レンヌ、南西部トゥールーズにも波及し、内務省は騒乱の拡大に懸念を深めている。

移民を幅広く受け入れてきたフランスの「多民族社会」政策の有効性が厳しく問われる深刻な事態となっている。

パリ郊外の暴動は、少なくとも20カ所で発生。5日午前にも車両多数が炎上している。治安当局によると、暴動発生からこれまで焼かれた車両は計1260台に達した。列車、救急車が襲われ、パン屋や倉庫も放火された。警官や取材記者への暴行も発生している。ただ、警官隊との衝突は前夜までに比べ、減少しているいるとの情報がある。

4日夜には若者が猟銃で警察車両に発砲、凶暴化の兆しもある。死亡者の報告はない。路上の障害物で停車したバスから降りた中年の女性が可燃性のものを浴びせられ、放火されて、重度のやけどを負う事件もあった。

サルコジ内相によると、これまでの逮捕者は143人に達した。内相は繰り返し、暴動の徹底取り締まりを約束。その中で、暴動にかかわる当事者たちを「社会のくず」「ごろつき」などと呼んだことが、移民社会の反発を煽り、事態をこじらせたとの批判が強い。野党からは辞任要求が出ている。

ドビルパン首相は、事態の悪化を受け、カナダ訪問を急きょ中止、事態の収拾に本格的に乗り出している。暴動発生地区の若者と会って意見を聞き、5日にも地域の指導者と会談、対応策を模索する。

シラク大統領も、法律を適用し、対話と尊敬の念を持って解決に当たらなければならないと指示している。

フランスでは、2007年に大統領選挙があるが、ドビルパン首相とサルコジ内相が与党候補として大きく浮上している。今回の暴動をどう収束させるかで、両氏の政治的将来が決まる可能性も出てきた。

警官数千人が騒乱の地域に出動、規制しているが、警官の組合団体は「市民戦争」と形容、サルコジ内相に対し夜間外出禁止令を発令するよう求めた。

地元ラジオなどによると、暴動が一番激しいのは、パリ北東のオルネ・スー・ボワ地区で、若者グループが自動車や商店、消防署に放火、投石を繰り返した。警官隊はゴム弾発射などで排除している。

一連の暴動が起きた地域は北アフリカなどからの移民人口が多く、失業と貧困問題が深刻化している。

今回の暴動の引き金となったのは、クリシー・ス・ボワで28日夜、警察に追跡されていると思ったイスラム系少年3人が、逃げるために発電施設に入り込んだところ、15歳と17歳の2人が感電死し、1人がやけどを負った事件。現場にかけつけた救急救命士らが、住民から投石され、その後、さらに暴動が広がった。地元署は、少年3人を追跡した事実を否定している。

(引用終了:CNNニュース
[PR]
by kanconsulting | 2005-11-07 00:36 | 経済状況
<< FX(為替取引) ポジション整理 戦争は最後の不況対策 >>