円資産のリスク回避を検討してください(3)

これまでも、このブログなどで何回か指摘しましたが、「ドル/円は、年内に120円を超える」ことが現実となりました。「強いドル」の原因は、以前のエントリー「アメリカ(FRB)FFレート上昇~日本株式プチバブルの終焉?」では

・アメリカ(FRB)のFFレート追加引き上げと、さらなる上げ観測
・金利負担増大による、レバレッジ買いポジションの決済
・アメリカ債券市場への投資のため株式市場から一部資金を撤退
・アメリカの「本国再投資法」による資金の還流

と書きましたが、それに加えて、日本の場合は「国内需要が旺盛になったことによる輸出入バランスの変化」もあるでしょうね。「デフレ不況で円高が進行した」のと逆の減少と考えるとわかりやすいですね。

(ドルの見通しについての過去のエントリーもご覧ください)
「円資産のリスク回避を検討してください(2)」

また、ごく一部では個人投資家の円資産の避難(キャピタルフライト)も始まっているのではないかと考えていますが、為替には影響しないほどのごく微小なものでしょう。為替相場の規模は、日本政府の円買い介入にもビクともしなかったほど非常に巨大です。

(キャピタルフライトについての過去のエントリーもご覧ください)
「財政破綻と、キャピタルフライトにおける合成の誤謬」

また、投資ブログで、高金利通貨として着目している豪ドル(オーストラリアドル=AUD)も、今週に90円を突破しました。非常に力強い動きを感じます。これからの豪ドル買いは、安全水準ではありませんので、レバレッジは低めでお願いします。

(高金利通貨についての過去のエントリーもご覧ください)
「高金利通貨のワナ~「政府の取り分」と「通貨の減価」」
「購買力平価と為替レートの関係~キャリートレードのブームとバースト」
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by kanconsulting | 2005-12-04 02:41 | 経済状況
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