ドル高一服、反転ドル安に調整

このブログで何回か「円高になる可能性があり、低レバレッジでリスクをおさえるか、逆指値を入れて損失を限定的にすると良い」を指摘していましたが、本日は急激にドル/円が4円の円高になりましたね。小職も、いくつかのポジションが利益確定の逆指値にかかって決済されました。

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最近FXを始められて、「ドルを買い損ねた!まだまだ行ける!買い増しだ!」と、高いレバレッジでドルのロングポジションを立てていた方は、強制決済にかかってしまった方もおいでなのではないでしょうか?

本日のこの動きは、小職にとっては「損きりの動き」のように感じました。これまでも「購買力平価と為替レートの関係~キャリートレードのブームとバースト」などの記事で何回か書いていますが、ドル円のようなキャリートレードの関係にある通貨ペアは、じわじわと高金利通貨が買われ、機関投資家の利益確定が呼び水となってポジションをふくらませた投資家の狼狽売りを誘発し、一気に高金利通貨売りに反転することが特徴です。

(引用開始 10/28 「購買力平価と為替レートの関係~キャリートレードのブームとバースト」より)
当面は、ドル高円安の動きは継続すると考えています。ですが、「急に円高になってしまう」潜在的リスクも否定し切れませんので、FXでUSD/JPYロングをされている方は、シートベルトのつもりで「逆指値」を入れておくことをお忘れなきようにお願いします。
(引用終了)

さて、1年ほど前に、ドル円が120円に到達しないことを条件に高利率を約束する仕組み債が売れていたようです。高利率の代わりに、ドル円が120円になれば、受け取れる金額は大きく減額されるというリスクを負います。仕組みとしては、シティバンクの悪名高い「プレミアム・デポジット」と同じようなものでしょう。この仕組み債を、日本の投資家が多量に購入していたという話があるようです。

「『まだ』は『もう』なり、『もう』は『まだ』なり」
「人の行く 裏に道あり 花の道」

高レバレッジのFX取引にはくれぐれもご注意ください。逆に、ドル資産の比重を高めたいという方には、いい買い場(目押し買い)なのではないでしょうか。
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by kanconsulting | 2005-12-16 01:08 | 経済状況
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