「儲かる株の本」「儲かる外貨取引の本」にはご注意(3)

以前のエントリー「「儲かる株の本」「儲かる外貨取引の本」にはご注意(2)」で、次のように述べました。

(引用開始)

「あなたもこうすれば株式(外貨)で丸儲け!」系の本は、毒です。今すぐ捨ててください。週間ダイヤモンドなどはまだ罪が軽いほうですが、読まないに越したことはありません。

なぜ毒なのか?それは、あなたから「自分で投資について考える能力を奪う可能性が高い」からです。どの銘柄がお勧めかを知るより、最優先でまず、自分で考える能力=ファイナンシャル・リテラシーを身に付けることです。(中略)

小職は以前より、「ファイナンシャルリテラシーを磨くためには、世に出ている投資本のほとんどはクズだ」と思っていました。ところが、小職が本格的に林輝太郎の書籍を読み出してからは、「本当にそうなのだ。よく言ってくれた。もっと早くに林輝太郎の書籍を読んでおけばよかった」と納得し、実感することができたのです。(中略)

カンタンに有利な情報が入手できるのなら、それは「お金を上げます」ということと同じなのだから、この世の中にありえないということが分からない。もう、マインドコントロールどころか、立派な精神異常である。必勝法、指数、指標などで利益を上げた人が皆無なことは立証済みなのに、あいかわらずそれらの信奉者や情報を求める投資家が後を絶たないのは、欲なのか、夢を見ているのか。破産して目が覚めたときは時すでに遅いのである。(「うねり取り入門 株のプロへの最短コース/林輝太郎」P177)

そして翌日、書店に行って筆者の持っていない本を手当たりしだい買ってきた。大きな紙袋に3つもあり、タクシーで家に帰ったのだが、その日から読み始めた。一般投資家向けのハウツー本、罫線論、実践論、取引所などの研究書、アメリカの本の邦訳書などであるが、読むのに1ヶ月かかった。・・・どうして、現実の売買に役に立たない本がこれほどあるのだろうか。罫線論や実践論はむなしい机上の空論ばかりである。・・・アメリカ本の邦訳書でも、・・・途中で電車の窓から投げ捨てたくなったくらいである。同じようなのは、一般投資家向けのハウツー本である。もちろん、ハウツー本であるから、「こうすれば株で儲かる」という方法が書かれている。しかし、それらは粗雑な理論と不備な・偏った資料に基づくあてずっぽう式な予測ばかりのように思えた。・・・これらのハウツー本が、いかに程度が低いかということがわかってきたのだ。(「自立のためにプロが教える株式投資/板垣浩」P220)

(引用終了)

さて、残念なことに、本屋には「どうしようもないクズ同然の、投資本、株式本、外貨本」がたくさん積まれています。そして、それを買う人には、それが「どうしようもないクズ同然」であることが分からないです。

この壁を越えるのには、以下の決心が必要です。

・これまでの、投資に対する先入観を捨て去ること
・「儲かる株式投資の本」「儲かる外貨取引の本」といったハウツー本を捨てること
・「世の中には、儲かる限定情報・早耳情報がある」という考えを捨て去ること
・「一発当ててやろう」という射幸心を捨て去ること

要するに、「捨ててこそ得るものがある」といいたいのです。その上で、

・日本の株式市場、証券会社、投資家についての真実を知ること
・そういった「外野」に惑わされること無く、自分の判断で投資していこうと決意すること
・ファイナンシャル・リテラシーを身につけること

なのです。この中で「日本の株式市場、証券会社、投資家についての真実を知ること」については、多少説明が必要でしょうから、次回以降に説明します。

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(日本株式投資についての参考書籍)
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(入門)
「株式上達セミナー これで成功は約束された/林輝太郎」
「株式成功の基礎 10億円儲けた人たち/林輝太郎」

(初級)
「あなたも株のプロになれる 成功した男の驚くべき売買記録/立花 義正」
「自立のためにプロが教える株式投資/板垣浩」

(中級)
「うねり取り入門 株のプロへの最短コース/林輝太郎」
「ツナギ売買の実践/林輝太郎」

(上級)
「株式サヤ取り」の参考書籍
「売りのテクニック/林輝太郎」

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ファイナンシャル・リテラシーの教科書については、以下のリンクをご覧ください
「国家財政破綻研究ページ」
「国家破産・財政破綻に勝つ資産運用」
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by kanconsulting | 2005-12-24 12:03 | 資産保全一般
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