「郵貯消滅/跡田直澄」を読んで

「郵貯消滅 超借金国家・日本を破産させないために/跡田直澄」を読みました。

簡単に言うと、
・前半では、郵貯・簡保を民営化する必要がある
・後半では、国家財政破綻のリスクがある。国債もリスク商品であり、それなら国民は株式などに投資したほうが良い
と述べています。

前半と後半に論理的なつながりがなく、無理やりな点を感じました。

預託金を財政投融資債(国債)に置き換えることを、流動性リスクではなく肯定的に捉えているなど、小職とは見解を異にする点がいくつかありました。

小職は、以下の質問を持ってこの本を読んだのですが、それに対する明確な回答は得られませんでした。

Q1 「国家破綻のリスクはある」とあるが、郵貯・簡保(の民営化)との実質的な関係はどうなのか?
A1 回答なし
Q2 郵貯・簡保を民営化すれば、国家破綻は避けられるのか?
A2 回答なし
Q3 郵貯・簡保を民営化した場合に、保有国債の行く末、今後の国債消化についてはどうか?
A3 明確には回答なし

結論:読む必要はありません。
[PR]
by kanconsulting | 2006-01-14 22:11 | 経済状況
<< 海外銀行のクローズについて 閲覧数 1/14 >>