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海外銀行のクローズについて

海外銀行を使って海外投資をしようと思いますと、一度や二度は「口座の強制クローズ」に出くわします。その時になってから「どうしよう!?」と慌てるのは、遅いというべきでしょう。あらかじめ、複数の海外銀行、もしくは海外証券会社を使った「バックアップ体制」を考えておく必要がありそうです。

これまでの、海外銀行での「口座の強制クローズ」を振り返りますと、以下のような傾向が見えてくるようです。アバウトな傾向ですので、必ずしもそうだと断定するものではありません。

(口座が強制クローズされる傾向が相対的に高い海外銀行)
・最低預け入れ金額が低い
・口座開設書類が少ない、簡単
・結果として日本人が殺到した
・オンショアでも、そもそもローカルサービス前提であった
・日本語サービスを行って、日本人相手に営業していた

(口座が強制クローズされる傾向が相対的に低い海外銀行)
・最低預け入れ金額が高い
・口座開設に審査がある
・結果として日本人が殺到しにくい
・資産保全に主眼を置いたサービスを提供している
・グローバルサービス前提

あくまでもご参考程度にお願いします。

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海外銀行を使うテクニックは「国家破綻に勝つ資産保全 オフショア編」
海外ヘッジファンドへの投資は「国家破綻に勝つ資産保全 ヘッジファンド編」
海外証券会社を使った投資は「国家破綻に勝つ資産保全 ETF編」
を参照ください。
by kanconsulting | 2006-01-15 21:56 | 海外銀行
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