長期金利の上昇 新発10年物国債2.0%に

長期金利の上昇により、新発10年物国債の表面利率が2.0%になりました。

現在発行済の国債の平均利率は1.54%とのことですが、この数字は今後上がっていくことになります。

(引用開始)

長期金利、再び2%台・ゼロ金利の早期解除観測で

長短金利が急上昇している。10日の債券市場で長期金利が再び2%をつけた。市場でゼロ金利政策の早期解除観測が広がったことが背景にある。いまのところ企業の資金調達への影響は軽微との見方が多いが、谷垣禎一財務相は10日の記者会見で「金利の急上昇は好ましくない。景気に悪影響を及ぼすのではないか」と警戒感を示した。

新発2年物国債の利回りは前日比0.090%高い0.8%に上昇。5年債も1.485%まで上がり、2000年の発行開始以降の最高水準を更新した。長期金利の指標となる10年債も2.005%を付け4月18日以来2%台に乗った。 (07:02)

(引用終了 5/10 日本経済新聞

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金利を語るときには「インフレ率」を考える、つまり名目金利と実質金利を考えることが不可欠です。

そして、これからの金利の動きには、くれぐれもご注意ください。「上がった金利は下がりにくい」のです。その先にあるものは、このブログで何度も指摘しておりますので、繰り返しません。
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by kanconsulting | 2006-05-11 08:35 | 経済状況
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