戦争は最後の不況対策(2) 日中戦争の足音 戦争準備内閣

阿部内閣は、一般には

・外交・安全保障問題には強気
・財政問題には無関心

と思われています。

ですが、「安全保障」と「財政問題」は、表裏一体なのです。

どういうことかと言いますと

・安全保障にはカネがかかるが、それは名を変えた公共投資にほかならない
・つまり、税金のばらまきを継続し、国は肥大化し、長期債務は減らない
戦争は最後の不況対策であり、対内的には、財政問題を一気に解決する手段

このような大きなストーリーが描かれているとしたら、それは、阿部(内閣)だけの発想であるはずがありません。もっと大きなところから操られて、戦争の準備をさせられていると考えるのが妥当です。

大事なことなので、もう一度書きます。

・阿部内閣は、戦争準備内閣
・想定相手国は、C国
・「もっと大きなところから」とは、A国

なぜ、C国なのでしょうか?

以前のブログで、A国がC国を仮想敵国と想定しており、その軍事シナリオが存在すると述べました。A国の国家戦略において、仮説の一つとして検討されているように思います。

C国の軍事的プレゼンスのリスクを受けるのは、地政学的に、A国ではなく、日本なのです。

では、なぜ、A国が日本を操って戦争させる必要があるのでしょうか?「A国は日本の同盟国ではないのか?」と思われますか?

いいえ、同盟国ではありません。A国は帝国であり、日本はその従属国なのです。A国の延命のために、これまではA国債を多量に買ってきました。これからは、A国の軍事産業を潤し、インフレを起こし、A国の赤字を減らすために、つまり、やはりA国の延命のために、日本は血を流せと言われているのです。

「漁夫の利」という言葉をご存知ですか?そして、漁夫は偶然通りかかったのではなく、あらかじめ両者がケンカになるように仕組んでいたとしたら?

大事なことなので、よく考えてください。

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過去の記事も参照ください。

「戦争は最後の不況対策」

このように、この帝国にとっては「だいたい10年に一度は戦争をしないと国が持たない」であるかのように、戦争をする(させる)ことが運命付けられているのが印象的です。

では、なぜ戦争をする(させる)ことがこの帝国にとって必須なのでしょうか?

それは、「戦争」は、「財政政策(減税、財政支出)」「金融政策(金融緩和、金利低下)」に続く、最後の不況対策だからです。戦争は、単なる消費で、生産的な設備投資を伴わないので、景気対策・デフレ対策にはもってこいだと指摘する意見もあります。

1991年、2001年と来て、帝国が次の戦争の舞台として選ぶのはどこでしょうか?そして、いつでしょうか?

よく、考えてみてください。思い当たるフシは、ありませんか?

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「「2009年、中国の攻撃で日中開戦」 日中戦争のシナリオ」

このストーリーは、国家機関の予想ではなく、小説(フィクション)のものです。ですが、小説にしてはやけにリアリティがあると思いませんか?

これは、「米国の元国防総省高官2人の共著による、仮想の軍事シナリオ」となっており、アメリカの国家戦略において、仮説の一つとして検討されているように思います。

つまり、中国の対外戦略と人民解放軍の実態を分析した結果、
・中国には、アジアからグローバルな覇権を追求し、米国と対決する意図がある
・中国は、現在のような大規模な軍拡を続ける
・強固な抑止措置をとらない限り、中国は台湾・韓国・日本・米国に軍事的に挑戦してくる
という可能性があるとの見解が示されているということです。

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by kanconsulting | 2006-09-27 08:45 | 経済状況
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