あまり注目されていませんが、日銀が発表した9月の企業短期経済観測調査(日銀短観)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)が5年3カ月ぶりのマイナスとなりました。こういったインデックスは、どちらかというと後追いとなることが多いように思いますので、「普通の人の認識に、指数が追いついた」感じです。
(輸出の影響が大きい大企業製造業セグメントより、日本国内で商売をしているであろう中小企業の指数のほうが、一般国民の認識に近いのかもしれません)
これから、資金繰りに困る企業が、ますます増えそうな感じです。
画像はNHKホームページより
先日も述べましたが、自前のキャッシュフローが潤沢な企業が、生き残りに近いような感じです。黒字倒産も増えそうです。