バブル後最安値更新 アイスランドの国家破綻(はたん) 金融恐慌宣言

私は当て物屋(予想屋)ではありませんが、先週末には、「日経平均の相場の値動きから受ける印象では、底を打ってはいないという印象です。買いポジションの投げが一巡するまでは、下げるでしょうし、ましてや安値と見た個人の買いが出ているうちは、まだまだです」と思っていました。

本日、残念ながら、日経平均株価が、終値でも、バブル経済崩壊後の最安値(7607円)を下回ってしまいました。

アイスランドの最大の銀行であるカウプシング銀行は、国有化されていますので、それがデフォルトを起こしたということは、アイスランド政府の政府保証がなくなり、政府がデフォルトを起こしたのと似た状態になっています。普通の受け止め方をすれば、「アイスランドは実質的にデフォルトを起こした」ということになるでしょう。

こういった、円の金利が安いことに着目した円建ての外債は、円の価値が高くなる(円高・現地通貨安)ことによって、ローンの実質額が増えていますので、支払いがきつくなったことの一因でしょう。

(引用開始)

日経平均26年ぶり安値、銀行株が下げ主導 香港株も急落

世界の金融・証券市場の動揺が続いている。27日の東京株式市場では日経平均株価が終値でも2003年4月に付けたバブル経済崩壊後の最安値(7607円)を下回った。為替市場で円が独歩高となり、輸出関連株や銀行株を中心に日本株売りに歯止めがかからない。アジアでは香港ハンセン指数が同日、12.7%下落し、欧州主要国の株価指数も軒並み下落して始まった。金融危機の広がりを背景に世界同時不況への警戒感が高まっている。
日経平均の終値は前週末比486円18銭(6.36%)安の7162円90銭。1982年10月7日(7114円64銭)以来、26年ぶりの水準となった。 (21:57)

日本経済新聞

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アイスランド最大手銀、円建て外債不履行の状態

アイスランドの最大手銀行カウプシング銀行が発行した円建て外債(サムライ債)が27日、債務不履行(デフォルト)条件に該当したことがわかった。債券の元利払いの代理人である三井住友銀行が、利払い猶予期間の最終日である同日までに利息が支払われなかったことを認めた。発行企業側が債務不履行を宣言すれば、米証券大手リーマン・ブラザーズに続き今年2件目で、海外企業の起債が相次いでいた日本のサムライ債市場に影響を与えそうだ
対象の債券はカウプシング銀が2006年10月に発行した500億円。償還期限は3年で、主に機関投資家や企業が購入した。昨年7月にも3本で合計280億円のサムライ債を発行しており、これらも債務不履行になる可能性がある。
同行は世界的な金融危機で経営が行き詰まり、今月9日にアイスランド政府の管理下に入った。20日の利払い日に利息を支払えず、27日まで7日間の猶予を与えられていた。危機は同国全体にも広がっており、国際通貨基金(IMF)から最大21億ドルの緊急融資を受けることで暫定合意している。(21:56)

日本経済新聞

(引用終了)
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by kanconsulting | 2008-10-27 22:25 | 経済状況
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