国の借金843兆円 

国の債務残高が、若干ではありますが、減少したというニュースです。

何度も書いていますが、各国の中央銀行は、潤沢に流動性を供給し、それにとどまらず不良債権を買い入れ、金融機関などに出資(資金注入)しています。その元をただせば、新規に発行される国債の信用をもとに創造されるマネーなのです。

来年にかけて、国の借金は増えざるを得ないでしょう。国の財政再建と、信用創造の回復は、見かけ上トレードオフですが、国民生活の回復なくして、国家財政への信任の回復もないのかも知れません。とはいえ、巨額すぎる借金は、いろいろな方法で棒引きされてきたのが、歴史の常です。

財政再建と、新発国債による流動性の供給のバランスについては、引き続き考えて行きたいと思います。

(引用開始)

国の借金843兆円に減少 それでも1人当たり660万円

財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高(借金)が08年9月末時点で843兆2794億円になったと発表した。過去最高だった今年3月末時点に比べ5兆9602億円減少した。1人当たりの借金は、10月1日時点の人口推計1億2771万人で計算すると約660万円となる。財務省は国の借金残高を3カ月ごとに公表しており、今回は国債の新規発行抑制を受け、借金残高増加傾向が一段落した。

共同通信

(引用終了)

継続してウォッチしていきたいと思います。
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by kanconsulting | 2008-11-11 20:47 | 経済状況
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