エクアドルのデフォルト(債務不履行) 国家破綻相次ぐ

あまり報道されていませんが、エクアドルの国債がデフォルトを起こしました。アイスランドの実質破綻に引き続き、国家破綻が相次いでいます。(デフォルトくらいで国家破綻というにはヘビーな表現と思われるかもしれませんが、この段階では国の経済はボロボロでしょう)

エクアドルは、過去10年間すでに一度デフォルトを起こしており、建国以来178年では7度目だということです。

ブルームバーグは、”Ecuador May Hit ‘True Monsters’ Harder Than Argentina”という表現で、過去のアルゼンチンのデフォルトよりも、投資家にとって資金回収が厳しい、との見方を示しています。 ちなみに、‘True Monsters’とは、コレア大統領が、「投資を回収するためには、国を犠牲にすることも厭わない投資家」を批判した表現です。

(国債の違法性の話がありますが、詳細は不明でした)

「どうせ南米の小国の話だろう?世界経済には影響がないし、ましてや日本には何の関係もないよ」と思われますか?そうではありません。確かに、アルゼンチン国債のようなインパクトはないかも知れませんが、小国であってもデフォルトは信用収縮を加速させる影響があるのです。

日本も、東アジアの小国であることを忘れてはなりません。他の国よりもマネー(金融資産)があると主張していますが、そもそも預金や債券は、債務者(銀行、企業、国)があっての話です。デフォルトの前には、単なる紙切れに過ぎないことを、私は、何度も、何度も、指摘しています。

くれぐれもご注意ください。

(引用開始)

エクアドルが債務不履行宣言 国債の利払い停止

【ブエノスアイレス12日共同】南米エクアドルのコレア大統領は12日、記者会見し、週明け15日に期限が来る国債(グローバル債)の約3060万ドル(約28億円)の利払いを停止し、債務不履行を決めたと発表した。過去に発行された国債には違法の疑いがあるとしている。AP通信などが報じた。
対象は2012年償還の国債で元本は5億1000万ドル。大統領は07年に就任する前から国債の違法性を指摘していた。
エクアドルの対外債務残高は約100億ドル。

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(引用終了)
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by kanconsulting | 2008-12-16 09:44 | 経済状況
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