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世界同時株安と円高(3) 問題の本質はCDO発の信用創造縮小 クレジット・スプレッドは急拡大

今回の世界同時株安の本質は、サブプライムではなく、これまで何回も指摘していますが、「信用創造の縮小(信用収縮・クレジットクランチ)」なのです。サブプライムは、起点に過ぎません。

どういうことでしょうか?データを引いて検証してみましょう。

下のグラフは、過去10年間の高金利債券(つまり低格付け)と国債の利回りの差、クレジットスプレッドです。

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(引用開始)
According to Merrill Lynch data, high yield corporate bond spreads tightened for the second day in a row today, and while that doesn't seem like much, it is the first time this month that spreads tightened for two consecutive days. The chart below shows the direction of high yield spreads since 1997 with spikes of 20% or more highlighted in red. With spreads widening by 90% (so far) since their lows on June 1st, this period ranks as the third most severe.
”ThinkB.I.G”
(引用終了:図もここから引用)

赤線が立っているところは、クレジットスプレッドが+20%以上拡大していることを示しています。赤線の箇所と、過去に経済的危機のあった時期は、対応していることがわかると思います。つまり、過去の危機においては、クレジット・スプレッドが大きく拡大して、これも何度も書いていますが「質への逃避」が起こっていたということです。特に、2000~2003年の、世界株式調整期には、スプレッドが大きくなっていたことがわかると思います。

さて、今回のサブプライムショックでは、6/2~8/23近辺までで、90%の拡大となっています。これは、98年のLTCM破綻、00年のITバブル崩壊に続く、3番目の大きな拡大幅となっています。これが、今回の信用収縮の速度が急であったということを表しています。

ですが、クレジットスプレッドの絶対値で見ると、これら過去の最大値に比べて、そこまでの危機的状況ではない、と読み取ることもできます。

1998(LTCM破綻・ロシア危機):700bp程度 bp(ベーシスポイント)=0.01%
2000(ITバブル崩壊):1000bp程度
2002(エンロンなど会計不正):1100bp程度
2007(サブプライムショック):450bp程度

これだけを見ると、すでにスプレッドは天井を打って、安定降下に入っているようにも見えます。しかし、二番天井がある可能性もある、と指摘します。その理由は、別途述べます。

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さて、問題の起爆剤となったCDOはどうなっているでしょうか。

ABSとは:資産担保証券。ここでは、サブプライムローンなどを証券化したもの
CDOとは:債務担保証券。ABSを含むいろいろな債務などを混ぜてリスクをコントロールした証券。
CDSとは:クレジット・デフォルト・スワップ。信用リスクをお金に換えるデリバティブ。
ABX-HEとは:ABSを対象としたCDOのうち、流動性の高い20銘柄を指標化したもの。信用度に応じて、AAA、AA、A、BBB、・・・と格付けされている。BBB以上が投資適格、BB以下は無格付けのエクイティ(デフォルトリスクが高い)とされる。

参考のために、サブプライムと、CDOなど証券類のカネの流れを示した図を引用します。(「日経金融新聞」(2007.07.12) 「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」より孫引き)

(このスキームの中には、すでにデリバティブが導入されています。一口にデリバティブといってもいろいろあるのですが、今回の危機は、すでにデリバティブに波及しているという見方も可能です。)

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さて、ABXのインデックスを見てみましょう。前回の引用(7/18)から比べて、大きく下落していることがわかると思います。

(グラフ 上からAAA、AA、A、BBB。いずれもシリーズ07、バージョン1)

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このように、AAA格はオーバーシュートの修正が入っていますが、AA格~BBB格は、もはや投資適格債券とは言えない値動きになっていることがわかると思います。

過去のエントリーでも述べましたが、CDOそのものは、サブプライムだけではなく、その他の社債などのまともな債券もミックスされています。なぜここまで忌避されるのでしょうか?

簡単に言うと、次のようになると思います。

これまで人気のなかった味の悪い肉(くず肉)を、ミンチにするという手法で、「安くておいしいミンチ」にすることが可能となりました。
しかし、このくず肉には腐っている肉が混入しているという疑いがあり、見分けのつかない一般人は、ミンチ全般を忌避して、正体のはっきりしているロースに人気が集中してしまいました。ロースの値段は上がったのです。ミンチは、ミンチというだけでどれも買い手がつかなくなり、ミンチ市場は閑古鳥が鳴く状態となりました。
ミンチの製造業者や、くず肉の卸業者は、自分でミンチやくず肉を抱え込み、倒産寸前という事態となりました。また、安物ミンチほど利益が大きいことに目をつけて、高級ミンチと安物ミンチの差で一攫千金をもくろんだテキヤは、大損を抱えることとなりました。
(ミンチのレトリックは、「広がる信用崩壊」を参考にしました)

くず肉:サブプライム、そのABS
ミンチ:CDO
ミンチにする手法:証券化
安くておいしい:高金利なのに格付けが高い
ロース:国債
ミンチ市場:低格付け(高利回り)債券の市場
ミンチの製造業者や、くず肉の卸業者:投資銀行、証券会社
テキヤ:ヘッジファンド

もう少し、データを引いて検証してみましょう。

国債(品質がはっきりしたロース)に人気が集中して値段が上がるということは、長期金利が下がるということです。下に、主要国の長期金利を示しますが、いずれも低下していることがわかります。これが、「質への逃避」が起こっているもうひとつのデータとなります。

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(”ThinkB.I.G”より引用)

投資銀行、証券会社については、今回の信用収縮の裏の主役とも言えますが、いずれも巨額の損失を抱えていると言われています。(GS:ゴールドマンサックス、MS:モルガンスタンレー、LEH:リーマンブラザーズ)

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それだけではありません。「広がる信用崩壊」によると、問題がまだ残っています。
・企業が社債で資金調達することが困難に
・インターバンク間の資金決済の担保が拒否され、資金繰りがショート
・ファンドのプログラミング売買が、信用収縮を加速させた

こういった問題に対して、各国の中央銀行が資金を注入して沈静化を図ったということは、すでに過去のエントリーで述べたとおりです。にもかかわらず、こういった信用収縮に関する問題は、まだ十分に解決されていません。

フィナンシャルタイムス(8/15)
「社債が売れない状態が続くと、企業の資金調達が難しくなり、実体経済への悪影響が広がり、株価も下がる。連銀や日銀など各国の中央銀行が動き出したことで危機が終息過程に入ったと見るのは間違いで、危機の第1幕が終わり、これからもっとひどい2幕目が始まると考えた方が良い。」 (和訳は「広がる信用崩壊」から引用)

エコノミスト(8/16)社説
「市場参加者の全員が売りたい状況なので、資産価値の下落がどこまで、どんな速さで続くのか、誰にも想像がつかない」
「今回の危機は(証券化という)金融界の新構造に深く根ざしているので深刻だ。もう危機は終わったと言っている人々は、馬鹿か、自分の利害を守るためにでたらめを言っているだけだ」 (和訳は同上)

だから、「さらにクレジット・スプレッドが拡大して二番天井を打つ可能性もある」と述べているのです。

くれぐれもご注意ください。
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by kanconsulting | 2007-08-25 03:26 | 経済状況

世界同時株安と円高(2) サブプライムショック発の信用収縮はデリバティブ破産へ 世界恐慌の可能性

今回の世界同時株安に関連して、各国の中央銀行は、信用収縮に対応するために、流動性(簡単に言うとマネー)を供給しています。その額は、トータルで30兆円とも言われています。しかし、それにもかかわらず、世界株式市場は、大きく株安となっています。アメリカだけではなくイギリスの不動産バブル崩壊の可能性も指摘されており、これ以上の信用収縮には、世界経済はギブアップとなることもありえます。

過去のエントリーで、
『信用創造の縮小によって、50兆ドル(5000兆円)とも言われる巨額のデリバティブ(派生金融商品。非常に簡単に言うと、レバレッジの効いた権利取引)の焦げ付きも懸念されるところです(「「2011年金利敗戦」とサブプライムローン・デリバティブ破綻 国家破産のための保険を」)』
『このような信用創造の縮小は、過熱気味の世界景気に、ボディーブローのように効いてきます。それを先送りするかのようにジャブジャブに供給される円とドルですが、それとてもある一定の臨界点を超えると、巨額のデリバティブの焦げ付きもありうるのではないでしょうか(「アメリカ景気減速か サブプライムローン破綻 世界景気減速・世界同時株安ふたたび? 日本国破産の遠因か」)』
と書きましたが、まさに、サブプライムショック発の信用収縮が、デリバティブ爆弾に着火しようとしているように見えます。ですが、長期金利が上がっていないことから、不発に終わる可能性もあると見ています。

LTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)の破綻を思い出された方もおられると思います。あの時も、質への逃避が起きました。今回も、主要通貨の長期金利は上がっていません。

ただの、中規模の世界株式調整であって欲しいが、最悪の事態(デリバティブ破綻による世界恐慌)も想定しなければならない、と主張します。また、デリバティブ破綻が起こらなくても、この調整は、グズグズと数ヶ月続く可能性がある、とも指摘します。

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さて、以下は、主にニュースを貼り付けて紹介するためのものです。世界同時株安(サブプライム・ショック)の見通しについては、別途エントリーを掲載します。

(引用開始)

主要国中銀、市場安定化へ3営業日連続で資金供給2007年08月14日08時35分

[ニューヨーク/フランクフルト 13日 ロイター] 主要国の中央銀行は13日、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン) 問題に端を発した信用収縮懸念で不安定になった市場を落ち着かせる目的で3営業日連続となる資金供給を実施した。
ただ、投資家の不安が和らぐ兆しが出てきており、13日の資金供給は、それまでの2日間より少ない規模となった。
欧州中央銀行(ECB)は、オーバーナイトのオペを実施し、476億7000万ユーロ(652億9000万ドル)を供給した。欧州の銀行がサブプライムモーゲージ(住宅ローン証券)にかなり投資していることへの不安から貸出金利が急上昇した前週9日以来、最も小規模となった。
米連邦準備理事会(FRB)は公開市場操作で20億ドルを供給した。これも2001年9月19日以来、最大規模となった10日の380億ドルを大きく下回る水準。
ECBは、市場が正常な状態に戻り始めている、とし、FRBは必要に応じて金融システムに資金を供給する用意がある、との姿勢をあらためて示した。これが、米国を含む各国の株式市場の不安を和らげた。
米投資銀行大手ゴールドマン・サックス・グループが、市場の混乱で運用が悪化している傘下のヘッジファンドに外部の投資家とともに30億ドルを注入することになったことも、株式市場を好感させた。
アナリストは、これまでのところ世界規模の信用収縮は回避できているが、米サブプライムモーゲージ市場に関連した損失がすべて判明するまで、市場の不安は続くと予想。
ライトソンICAPのチーフエコノミスト、ロウ・クランダール氏は「今回の特殊な事象は収束しつつあるようだが、収束しつつあるという兆候であって、サブプライム関連の損失がどこにあるか、われわれに分からないという根本的な問題は残っている」と指摘。「流動性に関するこの種の問題に対するシステムの不安定さは、依然続いている」と述べた。
米フェデラル・ファンド(FF)金利は13日午後の段階で5.12%と、FRBの誘導目標である5.25%を大きく下回っている。前週は、6%まで上昇したが、10日のFRBの大量資金供給後に1%割れまで低下していた。
欧州短期市場でも、9日に4.6%を付けていた翌日物金利が、13日午後の取引で3.90%まで低下し、ECBの政策金利の一つである短期買いオペ金利の4.00%を下回った。
カナダ中銀も13日に市場に引き続き資金を供給したが、規模は6億7000万カナダドル(6億3800万米ドル)と10日の16億8500万カナダドルから大幅に縮小した。
前週後半以降、主要国の中央銀行が協調して大量の資金を市場に供給してきたが、それらは翌日物が中心で、供給された資金の大半はすでに市場から吸収されている。

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2007/08/10-09:14 欧米当局、流動性確保に全力=大規模資金供給で協調姿勢

【ニューヨーク9日時事】米国の住宅金融問題をきっかけに信用収縮に対する不安が強まり、金融市場で短期資金の需給が逼迫(ひっぱく)したため、欧米の金融当局は9日、緊急措置として潤沢な資金を供給するオペレーション(公開市場操作)を実施した。リスク回避で資金の出し手が現れなければ、資金繰りが悪化した金融機関が連鎖破綻(はたん)する金融危機につながる恐れもあり、当局が歩調を合わせて流動性確保に全力を挙げる姿勢を打ち出した。

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米FRB、公開市場操作を通じ必要な流動性を供給=声明2007年08月11日08時45分

[ワシントン 10日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は10日、クレジット市場の問題拡大を阻止し投資家の懸念を和らげるため、金融市場の秩序だった機能を維持するよう流動性を供給している、との声明を発表した。
FRBがこのような声明を出すのは異例であり、現在のクレジット市場の混乱を深刻に受け止めていることを反映している。FRBが前回このような声明を発表したのは、2001年9月11日の同時多発テロ後だった。
FRBは、株式市場の通常取引開始直前に発表した声明で「FRBは、金融市場が秩序だった機能をするよう流動性を供給している」と指摘。「フェデラル・ファンド(FF)金利が市場で米連邦公開市場委員会(FOMC)が設定した誘導目標である5.25%に近い水準になるよう、公開市場操作を通じて必要な資金を供給していく」と述べた。
理由については「現在、短期金融市場やクレジット市場の混乱により、金融機関は異例の資金需要に直面している」ためとし「いつものように、FRBの割引窓口(discount window)を活用して資金を調達することができる」とした。信用の枯渇を回避するため、あらゆる措置を実施していくとも表明した。
声明発表に先立ち、通常のオペ発表より早い時間に、期間3日のオペ(公開市場操作)で190億ドルの資金を供給すると発表。その後160億ドルを追加供給した。この日の供給額は計350億ドル、1週間では845億ドルとなった。

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流動性供給の実施、ECBの市場注視を示す─トリシェ総裁=仏紙2007年08月11日08時45分

[パリ 10日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、ウエスト・フランス紙とのインタビューで、ECBは8月初旬に金融市場を注視していくと表明しており、流動性供給の実施はそのことを示していると語った。
総裁は「8月2日に(ECB)理事会の声明読み上げで、今後も引き続き市場動向を注視していくと語った」とし「(市場を注視していることは)それ以降にわれわれが実施していることで、適切な流動性を市場に供給することを通じて行っていることだ」と語った。

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ECBとFRBの資金供給は迅速な対応=ポルトガル財務相2007年08月15日07時45分

[リスボン 14日 ロイター] 欧州連合(EU)議長国のポルトガルは14日、欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備理事会(FRB)が、資金供給を通じてクレジット市場の混乱抑制に迅速に対応したとの認識を示した。
ポルトガルのドスサントス財務相は、地元ラジオに出演し「米国、ユーロ圏の金融当局はともに必要な流動性を市場に供給することを通じて迅速に対応した」と指摘。
中銀の資金供給が、米国の不動産部門の混乱が流動性の混乱につながる事態を回避するだろうとの見方を示した。
当局は資本市場の動向に注意する必要があるとした上で、「住宅融資部門の問題に直面しながらも、資本市場には既に信用と平静が回復している兆しがある」と述べた。

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カナダ中銀、流動性拡大に向け6.7億カナダドル供給

【オタワ 13日 ロイター】 カナダ銀行(中銀)は13日、6億7000万カナダドル(6億3800万米ドル)を市場操作を通じて供給したことを明らかにした。翌日物金利を目標水準に低下させ、流動性を拡大するため実施した。
カナダ中銀は前週9日、米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)市場の問題で流動性が懸念される事態が生じたことを受け、各国中銀と連絡をとっているとのコメントを発表、必要に応じて資金供給を実施するとしていた。
9日には16億4000万カナダドル、10日には2回の供給で計16億8500万カナダドルの資金供給を実施した。

(引用終了)

関連した記事を引用します。

(引用開始)

低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンがらみの信用不安による資金繰り難から、ヘッジファンドなどに資金を提供していた金融会社や米住宅金融会社が、投資家への配当の凍結や先送りをすると相次いで表明。信用不安問題への懸念がさらに強まった。さらに大型小売店ウォルマート・ストアーズの決算が市場予測に届かなかったことも、米景気を支えてきた個人消費の先行き懸念につながった。

東京新聞2007年8月15日 夕刊

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国際金融市場では米国の非優良住宅担保融資(サブプライムモーゲージ)の不正に触発された金融危機を打開するために各国中央銀行が資金を無制限供給すると打って出た。問題はサブプライムモーゲージの不正とそれによる信用の梗塞が、実は2003年以後、世界的に進行された過剰流動性の結果だという点だ。流動性を増やしすぎたあまり、不正の危険が大きな不動産融資にまでお金が回り、融資を返すことができない事態が起こったのだ。すると金利が跳ね上がって、融資元利金を返すのはさらに難しくなる悪循環がもたらされている。お金がたくさん回った結果、市中の金脈が乾いてしまったのだ。中央銀行などは過剰流動性の問題を解決するために流動性をもっと増やすほかない逆説的状況に処してしまった。

中央日報

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2001年以降に始まった世界的な利下げ、金融緩和。米国は2004年後半から、ユーロ圏は2005年末から緩やかな金利引き上げに転じましたが、世界的なカネ余り状況が続き、過剰流動性が資産価格を上昇させ続けていました。とくに、ゼロ金利を長期間続けた日本はいまでも超低金利により、過剰流動性の供給源になっていると批判されています。

米国は景気浮揚のための住宅政策をとってきたこともあり、住宅価格の値上がり→買い替えを前提にした住宅融資が続けられてきました。しかし、これがもはや限界に達し、昨年からとくに、低所得者層、いわゆるサブプライム層をターゲットにした融資で貸倒率が急速に高まり、住宅ローン専業業者が相次いで破綻しています。サブプライム融資を可能にしたのが、多くの投資家の参加を可能にする住宅ローンの証券化であり、さらに、証券化商品であるMBSから派生するCDO(債務担保証券)。6月後半になって、米大手証券会社ベア・スターンズの2つのヘッジファンドがサブプライムMBS投資で大きな損失を出したことが報じられ(7月に入りほとんど無価値となったことが判明)、欧米の大手金融機関の損失やさらには年金基金の損失がどこまで拡大するのか懸念されています。

サブプライム問題の金融・証券市場への影響としては、大きく2つのルートによる波及が考えられます。1つは、住宅市場を冷え込ませることによる米国景気への影響。もう1つがMBS、さらにはCDO市場での大手金融機関や機関投資家の損失により、リスク商品からの資金引き上げ、いわゆる“質への逃避”が起きる形での影響です。後者については、影響は大きいとする見方と限定的とする見方が拮抗していますが、前者については悲観的な見方が広がっています。

会社四季報

(引用終了)
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by kanconsulting | 2007-08-17 01:50 | 経済状況

世界同時株安と円高(1) FXで個人投資家破産・ロスカット多数発生 急激な円高の原因と対策は?

現在、すさまじい勢いで円高が進行しています。下のチャートをご覧ください。上からいずれも対円で、USD(ドル)、EUR(ユーロ)、AUD(豪ドル)、GBP(ポンド)、CHF(スイスフラン)となっています。このような急激な円高は、実需によるものではなく、仮需に起因することは明らかです。

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この一因は、円で資金調達をしていた機関投資家が、世界同時株安を目にして、あわててポジションをクローズしてきている、という、アンワインド(巻き戻し、仮需の決済)でしょう。為替のみの純粋な円キャリートレードだけではないと考えています。キャリートレードやアンワインドについては、過去の記事を引用しますので参照ください。

(開始)

「円キャリーとは? キャリートレードの本質 反対売買によるアンワインド 一般投資家は結局損をさせられる」

さて、キャリートレードは仮需ですので、必ず「反対売買・決済」を迎えます。これを、巻き戻し(アンワインド)と言います。大きなアンワインドが起こると、仮需で膨らんだ市場が縮小(シュリンク)します。それは、「本来の状態に戻っただけ」なのですが、イケイケになってしまった市場参加者は困ってしまうわけなのです。いきおい、他の資産クラスを処分するなど、経済全体に影響が出ることになります。

(終了)

さて、今回の円高で、多くのFX投資家が、大きな損を出しているようです。日本国財政破綻Safety Netの書き込みを引用します。

(引用開始)

Commented by ジンです! at 2007-08-16 20:21 x
こんばんは!
今回の円高(FX)で約300万ぐらいなくしました。FXは非常に危険であるということが身にしみました。現在ノ-ポジ。FXはやらないか、一部の遊び感覚でやるかのどちらかです。300万取り返そうという気はありません。今まで夢を見てました。

Commented by kanconsulting at 2007-08-16 22:41 x
ジンさん
今回の円高では、とあるFX会社では顧客の4割に、ロスカット(強制損切)が発動したというまことしとやかな噂もあります。真偽はわかりませんが、FXが市民権を得てきた現状では、ありそうな話です。
今回の円高で300万ロスしたということは、対円で平均3円円高と仮定して、100枚(1枚=1万ドル等)でしょうか。くれぐれも、高レバレッジにはご注意ください。せめてレバ5倍、可能なら3倍。そして、ポジションは必ず時期を分散して建てること。ならば、今回クラスの円高には十分耐えられます。これは、私は昔から主張していることです。
そして、これからもっとえげつない時期が来る可能性もあります。

(引用終了)

「あれ?どこかで聞いたような話だな?」と思われた方は、以下の話を思い出されているのでしょうか。過去の記事から転載します。

(開始)

「FX(外国為替取引) ドボンしないために」

Commented by 高レバ at 2005-12-17 08:21 x
最大限の高レバのせいで、追証・追証、それでも間に合わず最後に強制決済されました。
ドルならまだまし。NZ・豪ドルで運用していた為一瞬でした。
+200万が、-200万へ・・・。自己資金じゃない分、余計いたし。他の評価損益を合計すると1500万は溶けた、地獄の2週間でした・・・。立ち直れん・・・

(終了)

さて、現在の相場は、オーバーシュート(行き過ぎ)の可能性があると見ています。ですが、「だったら全力で買いだ!」というのも、リスクが高い行為です。

なぜならば、このような暴落に近い相場の調整は、短くとも1週間(そのうちすでに数日は経過していますが)、長ければ数ヶ月続くのが普通だからです。海外の機関投資家はバケーションであることも多く、しばらくは、ダラダラとした投げ(ポジションのクローズ)が続くものと見ています。誰かが投げ終わるまで、相場は戻らないのです。

では、どうすればよいのでしょうか?

私は、数年間、ずっと同じことを書いています。ブレがありません。そして、ブレがないこの姿勢が、これまでの度重なる円高や世界株安を生き延びてきた秘訣なのです。

冷酷なことを何度も書きますが、この程度の円高や株安で右往左往しているようでは、これから来るであろう『国家破産の大津波』と『戦時統制経済』を生き延びられるはずがありません。

(もちろん、国家破産・日本国破綻や、戦時・戦争が来ないに越したことはありません。心構え・リスク対策の話とご理解ください。)

大事なことですので、よく考えてください。

過去の記事から転載します。

(開始)

「FX(外国為替取引) ドボンしないために」

キャリートレード通貨に乗っかって、積極的に為替差益ねらいやスワップかせぎをしようとする場合は、次の点に留意する必要があります。

(共通)
・場帳、玉帳をつけて、変動感覚をやしなうこと
・余裕資金で、少しずつ買っていく(売っていく)こと
・恐怖心や射幸心をほどほどにおさえ、冷静に相場を見ること
・押し目でナンピンし、平均値を有利にすること
・一発狙いはお勧めしません

(為替差益ねらい)
・高レバレッジでもかまわないが、その場合は損切りポイントは必ず入れておくこと
・損切りポイントは、購入時より1~2円 (レバレッジによって、復活が可能なポイントに設定)
・損切りポイントは、絶対に下げないこと
・逆に、損きりポイントを上げて、利益確定ポイントに変更するのは推奨

(スワップ狙い)
・あらかじめ、過去最高の円高がありうるものとしてレバレッジを低めにすること (2~3倍)
・多少の相場変動には動じないこと、デイトレードはしない
・計画的ナンピン推奨、利乗せはほどほどに

この中で重要なものを3つあげるとすると
「変動感覚」
「損切りポイント」
「低レバレッジ」
です。

「変動感覚」は、林輝太郎の本などにくわしく掲載されています。小職は、林輝太郎の本を読む前から、
・大きなポジションをいきなり立てるのは心理的にギャンブル性が高く、うまくいかない
・恐怖心を克服するために、小さなポジションを少しずつ立てることが、精神的に楽
・そうすることで、動揺することなく、「上がった」「下がった」を冷静に受け止めることが出来た
・だから、相場が下げても安心して長期投資が出来る
・有利な場面が来れば少しずつ買い増しが出来る
と思っていました。

皆様にも「変動感覚を身につける」ことをお勧めします。「変動感覚・リスク管理のない、当て物や一発勝負」は、大きな損失への片道切符です。くれぐれもご注意ください。

(「変動感覚」についての参考書籍)
以前から紹介しています株式投資の本ですが、基本精神はFXにも通じるものと思います。リンクの張ってあるものは、アマゾンから購入可能です。アマゾンで購入すれば、3000円以上は送料無料です。

(入門)
「株式上達セミナー これで成功は約束された/林輝太郎」
「株式成功の基礎 10億円儲けた人たち/林輝太郎」

(初級)
「あなたも株のプロになれる 成功した男の驚くべき売買記録/立花 義正」
「自立のためにプロが教える株式投資/板垣浩」

(中級)
「うねり取り入門 株のプロへの最短コース/林輝太郎」
「ツナギ売買の実践/林輝太郎」

(上級)
「株式サヤ取り」の参考書籍
「売りのテクニック/林輝太郎」

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「FX(外国為替取引)~ドボンしないために(2) 情報商材にはご注意」

①高レバレッジの危険性

これについては、何度も何度も繰り返し述べており、再度述べません。中長期の資産形成には、レバレッジ2~3倍で十分です。利乗せの時期でもレバレッジ5倍が上限でしょう。普通の皆様はレバレッジ10倍程度だと思いますが、くれぐれもご注意ください。レバレッジ50倍などは、狂気の沙汰です。

②分散投資の有効性検証

資金を分散させ、リスクが減るような組み合わせ(ポートフォリオ)を考えることで、資産保全を行うこいうことについて述べます。ここで注意しなければならないのは、
・何でもいいから分散すればいいと言うものではない
・組み合わせが、リスクを低減できるような、逆相関(ヘッジ)あるいは無相関になっていることが重要

一般的に、FXのそれぞれの通貨同士の相関度は、株式よりも高いようです。それに、通貨ペアといっても、通貨自体がそんなに多くないですから、「無相関の通貨ペア」を探し出すのも一苦労でしょう。相関度の解析を行わずに、無相関と仮定するのは、センスがないと思われても仕方が無いですね。しかも、「従来の相関の度合い」は、必ずしも今後の相関をも規定するものではありませんし、当然バラツキもあるわけですので、相関係数が絶対というものでもないのです。では、どうすればいいのでしょうか。

③安全なスワップ取引

複数の通貨ペアを導入することで、思ったほどではなくても、それなりにリスクが減少することは事実です。

個人的運用では、USD/JPY>EUR/JPY>CHF/JPY>AUD/JPY>GBP/JPY>CAD/JPY>NZD/JPYの7ペアのロングを長期保有しています。ポジションを立てる時期も選んでいますし、そもそも3倍程度の低レバレッジにおさえていますので、今月の円高の時期も安心して寝られていました。

「ポジションを立てる時期」として、具体的には、USDは今年の2~4月、EURは今年の2~6月、GBPはイギリスでテロがあった時期など、「安値つかみ」を心がけています。

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「ドル高一服、反転ドル安に調整」

最近FXを始められて、「ドルを買い損ねた!まだまだ行ける!買い増しだ!」と、高いレバレッジでドルのロングポジションを立てていた方は、強制決済にかかってしまった方もおいでなのではないでしょうか?

本日のこの動きは、小職にとっては「損きりの動き」のように感じました。これまでも「購買力平価と為替レートの関係~キャリートレードのブームとバースト」などの記事で何回か書いていますが、ドル円のようなキャリートレードの関係にある通貨ペアは、じわじわと高金利通貨が買われ、機関投資家の利益確定が呼び水となってポジションをふくらませた投資家の狼狽売りを誘発し、一気に高金利通貨売りに反転することが特徴です。

「『まだ』は『もう』なり、『もう』は『まだ』なり」
「人の行く 裏に道あり 花の道」

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「FX(外国為替取引)の記事 為替の予測は短期ほど不可能 満玉張らない・相場の動きを感じる」

その中で、「為替の予測を当てることは、短期になるほど不可能」につきまして、その通りと思います。外貨の買いは、あくまでも、日本円に対するリスクヘッジですので、円高リスクがあらかじめ許容できるレベルにとめておくのが上手なやりかたです。そのためには、

・余裕資金を持つ (満玉張らない、全力投球をしない)
・相場の動きを感じる

ことが重要です。

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「山崎元が語る「売買を分割したくなる心理について」 分割売買は非合理的で言い訳がましい? 戦略と戦術」

結論から言いますと、「投資の戦術においては、自分のメンタル面である『恐怖心、射幸心』『興奮、絶望、思い上がり』をコントロールすることが、とても重要」であるということです。これは、言い訳や自慢とは全く異なる種類の「心理的効果」なのです。市場の流れや、いろいろな情報、それに乱高下がもたらす興奮や絶望によって、勝手に市場から退場してしまう個人投資家がなんと多いことでしょうか。そして、「(プロの)分割売買は、自分の心理面をコントロールするという面でも有効」ということは、このブログで何度も言及しているところでもあります。

これも何度も書いていることですが、自分の心理面をコントロールできない(しようとしない)方が、今後ありうる経済的動乱を生き抜くことは難しいのではないでしょうか?大事なことなので、よく考えてください。

・・・そして、このブログでは何度も指摘しているように、大きな戦略としては、『今後の日本の経済を見通したときに、海外株式投資を主力にせざるを得ないことは自明』なのです。

戦術として、「フルインベスト(手持ち資金を使い切って投資すること、全力投資)」は、必ずしも適切ではありません。何度も繰り返し書きますが、「満玉張るな」なのです。たとえば、日本の証券会社が販売する投資信託は、「設定日から数日間で、集めた資金のほとんどを使い切ってしまうので、相場観もなにもあったものではない」という指摘もあります。「思い立ったが吉日なので、フルインベスト」では、資産運用のプロと称するには嘆かわしい限りです。

以前も書きましたが、『戦略と戦術の両方が重要』なのです。


(終了)
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by kanconsulting | 2007-08-17 00:32 | 外国為替(FX)

閲覧数 8/5

7月は、世界政治についての文献調査を行っておりました。一言で言いますと、世の中の大きなお金の動き(世界経済)は、一握りの人々の意向(世界政治)によって大きく影響を受ける、ということです。ややもすると「陰謀論」などと揶揄される考え方ですが、大きくはその通りなのです。

何度も書きますが、この1年は、国家破綻(このブログでは、財政破綻と同じ意味=国家の財政が立ち行かなくなること、です。国際法では国家の破産法制はありませんので、国家破産、日本国破産、財政破産というのは正しくない表現です。同じく国の倒産も法的にはありえませんので、日本国倒産、国家倒産、なども正しくない表現です)にとって、重要なポイントとなる年です。

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※1 租税法律主義(正しくは租税法定主義)については、参考までに、以下のエントリーも参照ください。
租税法律主義
海外居住と海外銀行
ハリー・ポッター翻訳者と国税局の判断  課税庁の暴走と財産税の足音
今後の税制は? 海外移住(PT)と「属人主義」
「日本国内での資産防衛策は、無いのでは」 ~財務官僚の個人的見解
官製破綻本「税財政の本道」について 元国税局長官が語る「国家破産・財政破綻への対策」とは
黒い鎧の徴税官(貢ぎ取り) 苛政は虎よりも猛し 苛斂誅求 『増税社会・高負担社会』からは逃げられない

【新着の書籍紹介】

「マンション崩壊 あなたの街が廃墟になる日/山岡淳一郎」
マンション購入を考えられている方に、そして将来買うことになるかもしれないと思っている方に、ぜひ一読をお勧めしたい一冊です。

「超・格差社会アメリカの真実/小林由美」
言わずとと知れた、アメリカのバックグラウンドまで含めた格差社会の理解と、日本の格差社会との比較についての秀逸な一冊です。

「生命保険入門/出口治明」
生命保険についての暴き系のような一冊です。

「2011年 金利敗戦/森木亮」
財政史・森木亮の新刊です。2008年IMF占領と同じ出版社からの出版です。

「日本は破産する―ある財政史家の告白/森木亮」
これまでの著作の総集編であり、財政史家としての半生記のようになっています。

「最高支配層だけが知っている日本の真実/副島隆彦」
「暴き系」副島隆彦の、論文集のようになっています。近代史の解釈が秀逸です。

「富の未来(上)(下)/アルビン・トフラー、ハイジ・トフラー」
これからの世界経済のうねりを見抜く上で、欠かせない一冊です。

「やっぱりあぶない、投資信託―あなたの「虎の子」の増やし方・使い方/水沢溪」
なかなか面白い本です。

「スゴ腕証券マンが明かす株式市場「客ゴロシ」の新手口!/伊藤歩・他」
証券会社(の営業)が客を殺すという真実は、いつの時代も変わらないようです。

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