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2009年予算概算要求 国債費は過去最高に 国債発行はどの程度か

来年度予算の概算要求は、要求額としては過去2番目の規模となった。国債費(利払い費を含む)の増加が主要因といったところです。国債費は、過去最高の22兆4400億円ということですが、今後決まるであろう国債発行額との整合性が気になるところです。

もちろん、特別会計についても、「飛ばし」があるかどうか、ウォッチしていきたいところです。

【追記】本日のニュースによると、総合経済対策(中小企業の資金繰り対策や高速道路料金の引き下げなど、事業規模は約11兆円)は、1兆8000億円程度の2008年度補正予算によるとのことです。その財源は、赤字国債の発行ではなく、08年度予備費や07年度決算の剰余金などということです。景気(対策)をどのように扱うつもりなのか、財政健全化への姿勢がどの程度か、今後も注視していきたいと思います。【追記終わり】

(転載開始)

09年度概算要求 一般会計86兆1300億円 3兆700億円増

FujiSankei Business i. 2008/8/29

 ■国債費が過去最高
2009年度予算の概算要求の大枠が28日固まり、財政規模を示す一般会計の総額が86兆1300億円程度となる見通しとなった。08年度当初予算(83兆613億円)に比べ3兆700億円(3・7%)程度膨らみ、要求額としては過去2番目の規模となった。利払い費の増加などで国債費が過去最高の22兆4400億円程度になることなどが背景だ。厳しい財政状況の中、省庁からの要求は強気のままで、財政再建は大きな正念場に立たされている。
国から地方に配分する地方交付税などは15兆8500億円程度。08年度当初予算比で2400億円程度増えた。国の借金である国債の償還と利払いに充てる国債費は、2兆2800億円程度増加。将来の金利上昇の可能性を踏まえ、長期金利の想定を2・7%に設定した。
公共事業費や防衛費など政策的経費である一般歳出の上限は47兆8400億円で、約5600億円増加する。概算要求基準(シーリング)では、医師不足対策などの緊急性や政策効果の高い事業に予算を重点配分するため、3300億円の「重要課題推進枠」が設けられた。各省庁は予算を優先的に獲得するため、推進枠を狙った施策を提案した。だが、狙い通り効果を発揮できるかどうか首をかしげるような施策も目立っているのが実情だ。
財政状況は厳しさを増しており、財務省は徹底した無駄の排除で財源を捻出(ねんしゆつ)する構えだ。各省庁からの要求は今月末で要求が締め切られ、財務省は年末に向けて査定作業を本格化させるが、財政再建路線を維持するためにもこれまで以上にメリハリをつけた査定ができるかどうかが課題となる。
一方、財務省は同日、特殊法人や自治体に融資する財政投融資計画の09年度要求額見通しも公表し、08年度計画比1・4%減の13兆6700億円程度となった。要求額は10年連続のマイナス。また、民間企業の社債に当たる財投機関債は22機関が5兆5000億円(08年度は26機関2319億円)程度を発行することを想定している。

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【追記】

総合経済対策で08年度補正1.8兆円、赤字国債は発行せず
2008年 08月 29日 17:29 JST

[東京 29日 ロイター] 政府・与党は29日、原材料や食料価格の高騰など物価高対策を盛り込んだ総合経済対策を決定した。中小企業の資金繰り対策や高速道路料金の引き下げなど事業規模は約11兆円となり、1兆8000億円程度の2008年度補正予算を編成する。
福田康夫首相は対策に関する政府・与党会議・経済対策閣僚会議合同会議で、補正予算の財源について「赤字国債の発行は行わない」と明言した。 
対策には、与党の公明党が強く主張していた低所得者に対する定額減税の2008年度内の実施も盛り込んだ。定額減税をめぐっては、財政健全化を掲げ、効果を疑問視する政府・自民党と公明党との間でギリギリまで調整が行われきたが、最後は公明党への配慮が色濃い決着となった。
政府は対策決定を受け、9月12日に召集される臨時国会に1.8兆円規模の08年度補正予算案を提出する。財源については、08年度予備費や07年度決算の剰余金などを活用し、赤字国債の追加発行は行わない方向。伊吹文明財務相は記者団に対し、福田首相の指示を受け、「特例公債は出さないかたちで処理したい」と語った。いわゆる「霞が関埋蔵金」の活用に関しては、町村信孝官房長官が「全て今後の検討課題」と明言を避けている。
ただ、定額減税は、規模や実施方式などについて年末の抜本税制改革時に検討するため、今回決定した対策の事業・予算規模には含まれない。
伊吹財務相は、第2次補正予算編成の可能性を問われ、「可能性としてはあり得る」と明言。理由として、定額減税の規模がある程度のものになれば「当然、2度(の補正)ということになる」とし、その際の財源に関しては「(内容が)決まっていない。慌てて答えると間違える」と語った。 
(ロイター日本語ニュース)

【追記終わり】

(転載終了)

モバイルからの更新となりますが、キーボードが小さいことや、ポインタが暴走(笑)するなどありますが、思ったよりも快適です。リハビリということで、記事の更新をメインにしたく思いますので、コメントの返答が遅くなることがありますが、ご容赦ください。
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by kanconsulting | 2008-08-29 09:39 | 経済状況