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インデックスETF、クローズドエンドETFのプレミアム・ディスカウント

これまでに、海外ETFについてのエントリーを記載してきました。

実は、海外ETFには、大きく分けて2種類あります。
①インデックスETF    例:iSharesのカントリーETF
②クローズドエンドETF  例:モルガンスタンレーインドファンド

いずれのETFも、指数の構成銘柄を同比率で保有しますので、純資産(NAV)は指数と同一の値動きをします。しかし、ETFそのものは、上場されている取引市場での売買で決定されますので、その時点でのマーケットの動向や売買量などにも左右されます。したがって、ETFの純資産(NAV)と売買価格の差が生じます。売買価格の方が高ければプレミアム、安ければディスカウントとなります。

別ブログにて、各種ETFのプレミアム・ディスカウントのグラフを掲載していますので、ご確認ください。

インデックスETFでは、一般的に差はほんのわずかです。裁定取引が容易なので、機関投資家がプレミアムのついたETFを売って指数構成銘柄を買うことで、差が解消されるからです。ディスカウントされた場合でも同じです。ですので、インデックスETFを買う場合には、プレミアム・ディスカウントはあまり気にしなくていいでしょう。そもそも、インデックスETFは、裁定取引によって、純資産(NAV)と売買価格の差が生じないような仕組みを作っているのです。

しかし、クローズドエンドETFでは、これとは異なり、プレミアム・ディスカウントが20%に及ぶこともあります。現在、モルガンスタンレーインドファンドのプレミアムは+10%以上、ロシアファンドのプレミアムは10%近くです。クローズドエンドETFを買う場合には、プレミアム・ディスカウントを気にする必要があります。

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海外銀行を使うテクニックは「国家破綻に勝つ資産保全 オフショア編」
海外ヘッジファンドへの投資は「国家破綻に勝つ資産保全 ヘッジファンド編」
海外証券会社を使った投資は「国家破綻に勝つ資産保全 ETF編」
を参照ください。
by kanconsulting | 2005-10-01 08:56 | 海外投資
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