本当の資産とは?

以前のエントリーで、以下のように記述しました。

(引用開始)
資産とは、あなたに(継続して)お金をもたらしてくれるモノです。「あなたの代わりに資産が働いて、あなたにキャッシュを提供してくれる」のです。

持ち家は、あなたにキャッシュフローをもたらしませんので、資産ではありません。

ウォーレン・バフェットはこう言います。
「あなたにキャッシュをもたらしてくれる機械を、安く買いなさい。」
ここでの「機械」は、紙幣輪転機や貨幣製造機ではありませんが、あたかもそういった機械のようにキャッシュを還元してくれる会社の株式(経営権)を、安くで買いなさいと言っているのです。
(引用終了)

とは言うものの、やはり新車、マンションが欲しいということだってあるでしょう。その場合の分かれ道は、明白です。

(最悪のケース)手持ちの現金を頭金に、長期の借り入れ(ローン)を起こして、購入する。

・普通で考えると、一番このケースが多いのではないでしょうか。35年ローンを35歳で組んだら、70歳までローンに縛られます。明らかに年金はなく、退職金もあるかどうか分かりません。しかも35年後とは、マンションの売却資産価値は無いに等しいことが考えられる時期です。リストラされても、会社が倒産しても、ローンだけは残酷に残ります。しかも、長期金利の大幅な上昇があった場合は、変動金利ローンを組んでいる人は壊滅的なダメージを受けることになります。

いずれにせよ、このケースを選んだあなたは、「一生、借金を返すために働く」ことになるのです。返済が滞れば抵当流れ、最悪自己破産です。

裁判所の競売(けいばい)で、ローンを返せずに抵当流れになったと思われるいろいろな物件が公示されています。毎月毎月、物件の公示は更新されていきます。それだけ多くの人が、物件を手放さざるを得なかったということです。競売にならなかったケースを含めると、どれだけの人がローンで破綻しているのでしょうか。

裁判所による競売は、次のサイトでご覧いただけます。
http://bit.sikkou.jp/

(まあまあのケース①)手持ちの現金で購入する。ローンは組まない。

・でも、普通はなかなかキャッシュが用意できないですね。(株式で一山当てますか?リスクが高いのでやめてください)

(まあまあのケース②)マンションは賃貸か社宅、車はリース、あるいは車を持たない。

・賢明な選択ですね。見栄を張らないのが一番です。不景気になれば賃貸の家賃も下がるでしょう。

では、ベストのケースは何でしょうか?





(考えてみてください)






(ベストのケース)マンションや車を得るために、資産に働いてもらう。

たとえば、3000万円のマンションを買うには、仮にローン負担が月6万円としましょう。ここで、手持ちの資産が800万円あり、それを年10%で運用することができれば、「資産があなたの代わりにローンを払ってくれます」。金利上昇が不安なら、金利が上昇すれば有利になる投資を選べば良いのです。

年10%の運用は、決して難しいことではありません。たとえば以下の方法があるでしょうね。
・バリュー株式投資
・株式サヤ取り
・FXキャリートレード
・一部のヘッジファンド

---

小職は、この記事を読まれた方に、破滅への道を歩んでいただきたくありません。「ベストのケース」が出来ない場合でも、「まあまあのケース②」を選択していれば、少なくとも破滅することはありません。

長期金利は、来年~遅くとも再来年には上昇トレンドに乗っていると予想します。くれぐれもご注意ください。

---

【無料レポートのご案内】
「無料レポート~ヘッジファンドと海外銀行をどう活用するか」を作成いたしました。メインページからご請求ください。無料レポートの配布には期間制限があります。本年12月をもって締め切りとさせていただきます。
[PR]
by kanconsulting | 2005-10-06 01:31 | 資産保全一般
<< 臨時増刊エコノミスト10/17... 金価格推移 >>