ジムロジャーズ来日公演

来年初頭にも、ジムロジャースの来日公演があるようです。詳しくは「国家破産・財政破綻に勝つ資産運用」ブログにて参照ください。

チケット代は、B席6000円~S席15000円ということで、トップアーティスト並みの扱いとなっています。

さて、ジム・ロジャーズのスタンスに関して、いくつかポイントがあります。

①これからは商品(コモディティ)の時代

ジム・ロジャースは、これからは商品だと指摘しています。

彼の持論は「株式と商品は交互に上がる」ということで、今後はインフレになり、商品の価格が高騰だろう、2015年くらいまでは商品が上がるだろうと言っています。「原油価格は近い将来に100ドルを超えるだろう」とインタビューで答えたというニュースもあります。BRICsの成長など、石油消費は大幅に増えているのに、供給はあまり増えていないということなのでしょう。

②徹底した現地主義

ジムロジャースは、バイク・車で2回も世界一周旅行しています。 実際に世界各国の現地を見て、投資対象となるかどうか判断し、その国の代表銘柄を買って長期保有するというスタンスです。また、大きな世の中の変化に投資をすること、割安なものに投資をすること、そしてひたすら待つという投資スタイルです。

ですので、逆張り(バリュー)か順張り(グロース)かといえば、究極の逆張り(バリュー)投資と言えます。

③日本の将来

日本の少子高齢化は、人口動態分析より、ほぼ確実とされています。「日本は将来的に人口が減るので、日本への投資はお勧めできない」というコメントがあったということです。

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資本主義経済は、基本的にはモノとカネで記述されます。モノの対極がカネ(貨幣)です。カネの流れ(金融市場)は、信用創造によって爆発的に拡大し、金融システムは実物経済から切り離された存在のようです。モノによる裏づけのないカネは、空中にかけたハシゴのようなものであり、誰もが登るけれども、どこかで消えてしまうのではないかという不安がつきまといます。

ニューヨーク金融業界のデリバティブ残高は、50兆ドルと推定されています。信用創造がシュリンクする時は、クラッシュを伴うかも知れません。
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by kanconsulting | 2005-10-11 00:54 | 海外投資
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