日本株式投資の真実

皆様は、日本株式への投資についてどのようにお考えでしょうか?

小職は、以前から次のように考えていました。
①日本株式は、人口動態などから、今後長期での成長が期待できない。
②日本株式は、外国株式に比べて、株価の割に利益が少ない。(PERが高い=長期投資は不利)
③日本株式は、投資家への還元姿勢が弱い上に、投資家を損させるような姿勢が見られる。
④特に、今後の日本が財政破綻を迎えた場合には、日本株式は紙くずとなる可能性がある。

①②④については、これまでも何回も取り上げたので、再度の説明は行いません。

また、日本株式では額面発行増資が廃止され、すべて時価発行増資となったことから、長期投資を日本株式で行うのは難しいと言えるでしょうね。

国の機関である「証券取引等監視委員会」の、投資家との意見交換会においても、「昔は額面増資や無償増資など、株主に対するサービスが多く、本当の意味の長期的な投資ができたが、現在、株を買うメリットは値上がりして儲かることしかなく、投資家が証券市場に入りにくい環境である」との指摘があったということです。

③については、少し説明の必要があるでしょう。

(投資家への還元姿勢が弱い)
・配当利回りが低い。(配当は、エクイティの理論や税制からは必ずしも投資家還元とは言えないのも事実ですが、利益を留保して変な財テクをするくらいなら、配当してもらったほうがマシです)
・自社株買いなどが弱い。(配当よりも自社株買いのほうが、投資家にとっては有利です)

※自社株買いとは 自社の株式を市場で購入すること。発行済み株式が減少するために、一株利益が向上し、既存株主の利益が向上するとともに、株価を下支える効果があるとされている。

(投資家を損させるような姿勢が見られる)
・エクイティファイナンス・IPOで、多量の株式が供給されている。(株主価値が希薄化している)
・MSCBなどの、既存の株主利益を損なう手段が安易に取られすぎている

※MSCBとは 転換価格下方修正条項付きの転換社債。通常の転換社債(CB)では、社債を株式に転換価格が事前に決められているが、MSCBでは株式時価より割り引いた価格で転換できる。MSCBの買手はほぼ確実に儲かるが、株価は下落し、しかも発行済み株式が増加して一株利益も減少するために、既存株主の利益は損なわれる。ライブドアがM&A資金調達のために発行したことで有名。

このように、日本株式は、「投資家への還元姿勢が弱い上に、投資家を損させる」のです。

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さらに、昨今の株価回復について、「日経平均2万円は確実だ!次は3万円も視野に!」の声も聞かれるようになりました。ですが、よく見てみると、『今の日経平均はバブル時のピークの4割ですが、日本株式の時価総額はピークの8割に達している』のです。

大事なことなので、もう一度書きます。今の日経平均はバブル時のピークの4割ですが、日本株式の時価総額はピークの8割に達しているのです。これをバブルの再来と言わずして、何をバブルの再来と言うのでしょうか?

他方、海外に目を向ければ、優良な株式、優良なファンドが数多く存在しています。もちろん、ほとんどの日本人は知りません。このあたりの話は、「ETF・海外証券会社編」にて説明しています。

「どうしても日本株式で投資をして利益を上げたい!」と考える場合は、必ず、「正しい投資」を行う必要があります。このあたりは、別途レポートにまとめようと考えています。

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(日本株式投資についての参考書籍)
すべて読んでみてください。全部買っても2万円です。リンクの張ってあるものは、アマゾンから購入可能です。アマゾンで購入すれば、3000円以上は送料無料です。

(入門)
「株式上達セミナー これで成功は約束された/林輝太郎」
「株式成功の基礎 10億円儲けた人たち/林輝太郎」

(初級)
「あなたも株のプロになれる 成功した男の驚くべき売買記録/立花 義正」
「自立のためにプロが教える株式投資/板垣浩」

(中級)
「うねり取り入門 株のプロへの最短コース/林輝太郎」
「ツナギ売買の実践/林輝太郎」

(上級)
「株式サヤ取り」の参考書籍
「売りのテクニック/林輝太郎」

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by kanconsulting | 2005-11-28 00:10 | 資産保全一般
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